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私達は色んな魔法の言葉を知っている。
『ありがとう』
少し照れ臭くて、でもとても嬉しかったりする。
『ごめんなさい』
冷静さを失っていて、大切なあなたを傷つけていた事に気付く。
あなたが何気なく使っている言葉一つ一つが、私の心に灯りをともす。
暗闇の中、道に迷っている時に見つけたロウソクの灯りのように、優しくて温かい灯りをともしてくれる。
不安に包まれ、自分さえ見失おうとしている私に安心を与えてくれる。
夜空に浮かぶ満月のように、当たり前に辺りを照らし、迷わず歩いていけるよう手助けしてくれている。
太陽みたいな眩しさや派手さは無いけど、確実に私を支えてくれるあなたの魔法の言葉にどれだけ助けられた事か…
魔法の言葉をもっともっと大切にしたい
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