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ありきたりな台詞なんて要らない。興ざめしたく無いから…
視線を交わし、距離が近付いたらキスをしよう。
瞳を見つめ、鼻がぶつからないように顔を少し傾け、吐息を感じたら静かに瞳を閉じ、優しくキスをしよう。
声にならない想いを無理に言葉にしようなんてせず、強く抱き締め、激しくキスをしよう。
時間や日常が邪魔をしようと、このまま帰りたくないから、気が済むまでキスをしよう。
もう離れたく無い。
おまえが何処かに行ってしまわないよう、二つの身体が溶け合うまで、熱いキスをしよう。
キスを交わし、あなたを確かめたい…
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