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「放してください!!」
無理やり家に連れて行かれる。
家はマンションにあった。
部屋はその歳での一人暮らしは広いくらいのサイズ。
それだけはわかった。
「凜央はソファに座って待ってて」
ソファの前で手を離される。
「……」
凜央は黙ってソファに座った。
抵抗しても帰る事は不可能そうだ。
そんな気がした。
「はい」
しばらくして、コップを持った睦樹が帰ってくる。
中に入っていたのはホットミルクだった。
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