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『勇希ぃぃぃー!!』 私は勇希にむかって走っていった。 ガバッ と、勇希に抱きついた。 「ちょ、ちょっ!なんだよっ」 勇希の耳は真っ赤だった。 『ネックレス!!ありがとっ!』 「あ、気付いたのかっ!」 『うん!』 私は笑ってネックレスを見せた。 「実はおそろー!」 勇希のはシルバーというか、白のやつだった。 『ちょぉ、すげっ!勇希だいすきー』 「おぃっ!」 勇希の顔は真っ赤で可愛かった。 「泣いてるんじゃねーよ!ばあか!」 『泣いてない!』 「泣き虫と嘘つきには、オレンジゼリーはあげませんっ!」 『やだよっ!あははっ』
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