― 運命の出逢い ―

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あたしはあなたと身体を重ねた。 「キレイだ‥‥」 あの時のあなたの褒め言葉。。。 今でも時折思い出す━━ 初めて逢った人とその日に‥‥ 自分で自分が信じられなかった。 でもすごく嬉しかった。 このまま死んでもいい── そう思えたの。 あなたの腕に抱かれながら、眠りについた。 心地よくて離れたくなかったよ。 朝になって言葉を交わす。 あたしはあなたに抱きついて耳元で囁いたよね。 「好きになったかも‥‥」 「好き?」 耳を近づけてあなたに聞いた。 テレ笑いしてるあなたがすごく愛くるしい。 2、3回小声で尋ねると 「好きだよ」 ボソッと囁くようにあなたも言った。 あたしは笑顔がこぼれたよ。 もっとあなたの気持ちを聞きたくてあたしはイジワル言ったよね。 「え?聞こえなかった!もう一回」 ニッコリ笑って 「もういいからっ‥‥」 ってあなたはそれ以上言ってくれなかったよね。 その朝あなたにさよならを言って家路についた。 至福の時だったよ━━
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