76人が本棚に入れています
本棚に追加
/50ページ
大好きなあなたとのメールのやりとり
あたしはケータイから一時も手を離さなかったよ。
週末に希望休を取ってあなたに会いに行った。
仕事を早く切り上げ、急いで準備して車を飛ばした。
久しぶりに見るあなたの笑顔‥‥
一緒に向かうアパートまでの道のり‥‥
あなたと交わす言葉‥‥
すべてが眩しかった。
すべてがあたしを支配していった。
「明日は何しようか?」
彼が言った。
「うぅ~‥‥‥‥‥どうしようか‥?」
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
「そうだ!市内にいかない?
最近行ってないんだ」
あなたは頷いたね。
心地いいあなたの腕の中で眠りについた。
幸せの絶頂期──
でも、別れへのカウントダウンはその時から始まっていたのかもしれないね。。。
最初のコメントを投稿しよう!