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あたしは気持ちを静め、あなたに返信したの。
「ごめんね。
行くときはウキウキしてたんだけど、近付くにつれ怖くなった。
やっぱり好きだから。
逢ってしまったら気持ち抑える自信ないし。
ごめんね‥‥」
その後もメールのやりとりは続いた。
あたし達はお互いに謝り合い、お互いが自分を責めた。
終わった。
あたしは永遠に
あなたとの関係を断ち切ってしまった。
自分の手で。
もう二度とあなたに逢うことは許されない‥‥
そう思った。
あたしの指で
彼女も泣いていた━━
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