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「な…俺は内田の事を思ってだな。」
マコトが弁論するが
「何言ってんだよ!先頭とかなり差がついちゃてるんだよ!」
「姫~」
「姫って言うな!」
チアキはバックからマコトにふじおかを投げつける。
チアキとマコトの口論がはじまった。
その間に残りの三人が木陰に座って、休憩している。
チアキとマコトの口論も終盤に差し掛かっていた。
「ミナミはもう少し皆の事を考えたらどうなんだ。」
「ぅ…。さっきまでの休憩はお前が休憩、休憩言ってたからだろ!お前のせいで皆困ったんだよ!お前だって迷惑かけただろ。」
「ぅ…それは…。」
二人共息があがってきている。次の口論で決着がつきそうだ。
しかし、元気を取り戻した内田が
「チアキ、マコちゃんありがとう。」
と笑いながら言う。
吉野やシュウイチも元気そうだ。
「…ぇ?」
チアキとマコトが声を揃えて言う。
「さぁ。目指せてっぺん!」
内田が歩きながらそう言うと、吉野や秀一もついてくる。
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