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その夢で、私と同じくらいの年齢の女の子が私に語りかけていた。
顔ははっきりと見えなかったが、悲しそうな様子だった。
『誰…?』
……
『なんでそこにいるの?』
……
相手が語りかけているのが分かるのに、喋っている内容は聞き取れない。
しかし、その夢が終わる間際に、相手が喋った内容が聞き取れたところがあった。
『ごめん、ありがとう…』
ここだけは妙にはっきりとしていた。
なんだか気持ちが悪かった。
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