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その翌日
少女は目覚めると、また父親の姿はなかった
またパチンコでもやってるのだろうと思いながら、学校へ行く
しかし、あのパチンコ屋には父親はいなかった
学校が終わり、家に帰ってきても父親の姿はなかった
少女は半泣きになりながら、いつの間にか父親の心配をしていた
そのとき、父親が帰ってきたが、様子がおかしかった
少女は尋ねた
「どこ行ってたの?」
しかし、父親は「てめぇは気にしなくていいんだよ!」と言いながらまた暴行をくわえる
少女は心配した自分を恥じた
だが、この日から父親の酒臭さは消えていた
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