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3ヶ月が経ち、クラスの各々は進路が決まっていて、高校の推薦に受かった生徒もいた
少女は不安と焦りでいっぱいだった
少女は担任に相談した
「あの…私…やっぱり受験するのやめようかと思います」
しかし、そんなもので担任は納得しなかった
「お金に関しては、大丈夫だよ。この高校には試験の最高得点者には入学金や授業料を一部免除してくれるんだ」
それを聞いた少女は肩を撫で下ろした
担任は「試験料は私が出すから君は何も心配しないでいい」と言った
少女は安心した
しかし、このことを父親に言ってもどうせ反対されると思った少女は父親には受験のことは言わなかった
そして、安心感を残したまま帰路に着く
またしても父親の姿はなかった
どうせ帰ってくるからいいやと思った少女はすぐに寝た
翌日、少女は玄関のドアの閉まる音で起きた
それは父親だった
少女は深く考えず、父親に聞いた
「遅かったね…」
父親は「あぁ…」
この一言だけだった
様子がおかしい
少女は父親が麻薬に手を出したのかと思ったが、父親の目は普通だった
少女は首をかかえながら、学校へ行った
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