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病院に着き、すぐさま父親の病室へ向かった
父親の姿は弱々しく、今にも死にそうな顔していた
医師は「働きすぎです!」と言った
少女は医師の言ってることがよくわからなかった
それもそのはず父親は無職だからだ
しかし、そのとき担任は口を開いた
「君のお父さんはね、君が高校に行きたいって言った翌日に学校に来たんだ。娘の行きたい学校はどこだ。とか、娘は学校ではどんなかとか聞いてきたんだよ。君のお父さんは君に何もしてやれなかったことを毎日後悔してたんだ。それが酒に繋がってしまった。だけど、君が高校受験を諦めたくない!と言ってたとお父さんに言ったら、人が変わったように働き始めたんだ。しかも肉体労働を3つも掛け持ちしてたんだよ。全部娘の為だって言ってね」
真実を知った少女は一粒の涙を流した
少女は口を開き、こう言った
「バカみたい…いきなり父親面して…バカみたい…」
そのとき父親は口をモゴモゴしていた
少女は必死に聞きとろうとした
父親は「今まですまなかったな…私は父親失格だな…」
そう言いながら父親は息をひきとった
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