僕が知った君の秘密

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雅樹と峰晴は恋人同士ではなかったのか? それなのに実らない想いとは……。 男同士で結婚できない事を言っているのだろうか? 「ありがとう。本当の事を話してくれて。それには感謝する。でも昨日の事は許せないよ」 「俺は昨日の事、悪いなんて思ってない!」  雅樹は伝票を手に立ち上がった。 「御礼にお前を駅まで送ってやる。立てよ」  峰晴は雅樹の言う通りにノロノロと立ち上がった。 本当はまだ帰りたくない。
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