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昨日、涼平が訪ねて来た時、インターホンに出たのは雅樹が戻って来たのかと思ったからだったが、玄関まで出ていったのは涼平に対する嫉妬心からだった。
雅樹が披露宴の途中で、涼平と消えてからずっと気になっていたのだ。
しかも、披露宴が終わった後、すぐにでも雅樹に本当の事を話したくて雅樹の家で待っていたのに雅樹は帰って来ない。
だから雅樹が朝帰りをしたと分かった時は気が狂いそうになった。
いや、あの時の峰晴は既に狂っていたのかもしれない。
嫉妬という名の狂気に動かされるように雅樹を犯した。
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