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霧~人生の鏡~
白い靄の中を進む
目の前に在るモノすら見えない
靄の中を…
この先に道はあるのか
誰か居るのか
それすらわからないほど
深く真っ白な世界
それは霧という
人の未来を映し出したような
自然のイタズラ
どんなに見つめても
見ることはできない
それでも立ち止まっていては
何処にも行くことはできない
僕は靄の中を走った
自分の未来を見つけたいから
必ず何処かに道は在ると
信じているから
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