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夕食の時間6時になり、さっきの食堂に行ってみると2人ほど見知らぬ人物がいる。
「失礼ですがそこの2人は?」
龍馬が村岡狼に聞くと、
「私の息子で太一の弟である誠二だ、そしてもう1人の女性が陣内絵梨佳さん。」
村岡誠二はルビーに立ち向かうために、わざわさ遠くから駆け付け、陣内絵梨佳は岩手山で遭難しているところを村岡誠二が保護して連れてこられたみたいだ。
「まぁ皆仲良くしましょ!さぁご飯ご飯!」
村岡澄がその場をまとめる。
夕食を食べていると急に電気が消えた。
「おい!まだ6時半だぞ!?もうルビーが来たか?」
宍戸警部が呟く。
「ちょっと静かにしてくれないか?マジックジョーカーのショウタイムが始まるんだ!」
村岡太一がそういい宍戸警部が何もそんな言い方しなくても、と言いたげに黙った。
皆が食堂にくっついている舞台に注目してから5分が経過しただろうか。
舞台の幕が開き、スポットライトが照らされた。
「これからマジックジョーカーによるショウタイムを始めたいと思います。と言っても大目玉を1つするだけですが。」
平野佑介が司会を務め、ショウが始まった。
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