転校生は殺人機械(キリングマシン)

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休み時間…… 「何で俺がみんなに睨まれなきゃいけないんだよ……」 伊名は途中先生に起こされたので起きてみるとクラス中から睨まれてシャー芯飛ばしを喰らっていたので少しイライラしていた。 「そりゃあ仕方ないだろ。お前の後ろの永井川が転校しちゃったんだから必然的に菅谷様がお前の後ろにくんだろ。しかも1番端っこだからな。」 どうやら津上は菅谷のところまで行けず…というかライバル達に弾きだされたらしく俺のところにいる。 「それなら菅谷の隣にいる及川だって同じだろ。」 「いや及川は顔が普通だし………それにホモだからな…」 「……そういやそうだったな……」 「…それに比べてお前よく見るとカッコイイし彼女の春ちゃんもいるし…」 「いや…春は別に彼女じゃないけど…」 「だからみんなお前を妬んでんだよ。妹の幹奈ちゃんもかわいいし。」 「いや…幹奈はあれはあれで恐いんだけどな…」 「まぁだからお前は俺の菅谷様に手を出すなよ。」 いつから菅谷はお前のもんになったんだよ… 「わかったわかった…手も足も出さないから。」 「わかればよい!」 「へいへい…」 そして今日の授業が全て終わったあと俺は津上が菅谷にべったりひっついてたので一緒に帰らずそそくさと家へ帰った。 まぁ菅谷がビミョーに俺に殺気を放っていたからでもあるけど…
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