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「キリングマシン…殺人機械ね…」
「あぁ…しかもそいつはどうやら俺達の命…いや特に俺の命を狙ってるみたいだ。」
伊名はとても大きなため息をつく。
「そう…でも仕方ないね…私達は常に命を狙われてるし…」
春もとても大きなため息をつく。………と…
ピンポーーン
家のチャイムが鳴る。
「ねぇ…出ていい?」
春は伊名を見て言う。
「出なきゃいけないよな…電気点けてるから…居留守もできないし…」
「だよね。」
春は玄関へと足を進めた。
伊名は玄関へと向かう春に言葉を付け加える。
「気をつけろよ…春」
そして春はドアを開いた。
「どなたですか~?」
「…夜分遅くに失礼します。」
「あなたは……誰?」
ドアを開けた春の視線の先には 青色の髪が少し長めで顔は男性からにも女性からにも好まれそうな中性的な顔をしており街を歩けば誰もが振り返りそうな雰囲気を持っている………そして……
「私の名前は菅谷凪です。以後お見知りおきを…」
伊名と同じ高校の女子学生服を 着ていた。
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