笑顔

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彼女も手を振った。僕は振り向いて、家に向かった。彼女は僕とは反対方向に歩いてく。僕がまだ自転車に跨がって、少ししか進んでいない時だった。 「…あの!」 彼女の僕を呼び止める声がして、僕は自転車を止めて、上半身で振り向いた。彼女は先程の場所から少しも動いていなかった。 「どーしたの?」
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