プロローグ

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逃げてるの? 私は近くに見えた公園へと入った。 さすがにこんな遅い時間には散歩をする老人も、遊具で遊ぶ子ども達も見当たらない。 これだけ走ったんだ。もう追いかけてきてるハズない。 そう信じて私は足を止め、後ろを振り向・・・ あぁ。私はここで死ぬかもしれない。 目前に迫る少女の虚ろな瞳を見ながらそう思った。
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