机上の黒き翼

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  ユグト『・・・・ソルフィンさん』   ソルフィン『心配すんな』   バサァッ!   ソルフィンの銀の翼も開かれた   ガガガガガガガッ!   両者常人には目にもとまらぬ速度で空中で攻撃を繰りだしあう   ユグト『はやっ・・・・』   どっ!   ザッ!   ノース『ハハハハ!楽しいぜ先輩よぉ‼ビストゥーク程度じゃかてねぇ筈だわなぁ!!』   ソルフィン『お前もな』   ビュッ!   ドゴッ!   ノース『カハッ・・・・ククク』   ギィィイイイイッ!!   ソルフィン『なっ!・・・っつ!』   ガッ!   ソルフィンの顔を片手で掴み引き摺るノース   バギバキバキバキバキッ!!   机に頭を擦り付ける   ソルフィン『てんめぇええ!』   ブオッ!   ガッ!   ビュッ!!   ガギィッ!   ノースの槍を盾で受けるソルフィン   ノース『同じ槍使い同士、仲良くしようぜ!』   ヒュンッ!!   ガッ!   ソルフィン『同じじゃねぇよ!』   ボォンッ!!!   ノース『ぐぁっ!』 (火の球・・・・!?)   ソルフィン『ガンランスだボケェ!!』   ノース『ヘヘ・・・・ひゃっはーっ!!』   ギィイイイイッ!!   ソルフィン(チィッ・・・・こいつぁ厄介だ!!)   ズドッ!!   ソルフィン『がっ・・・・』   ソルフィンの腹に槍が突き刺さる   ノース『かてぇ鱗だな・・・・刺さらねぇじゃねぇか!』   槍は皮膚を裂く程度で済んだ   ソルフィン『てめぇ・・・・』   ノース『・・・・まぁ、これ以上やったら俺も大怪我間違いなしだろうし・・・・やめとくわ。目的は半分は果たしたしな・・・・てめぇらももう楽観はできねぇだろ』   ソルフィン『・・・・おい、てめぇらの頭に伝えとけ』 ノース『ああ?』   ソルフィン『後悔すんなよってな!』   ノース『体験談か?裏切り者が』 ソルフィン『早く消えろ。今なら逃がしてやる』   ノース『へいへい。おい、行くぞ』   ノースは歩いて酒場を出た   ソルフィン『・・・・正直、負けてたかもな』 ユグト『ソルフィンさんが!?』   ソルフィン『あいつ・・・・ただの竜人族亜種じゃねぇ』   ソルフィン『・・・・危険だ・・・あんなんが他にもいたら・・・・まずすぎるな』   ソルフィンは何かを考えるようにへたりこみ、溜め息を吐いた   完
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