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ひどく甘い嘘が
剃刀に混ざって噴出した
立ち込める涙の味に
むせかえる深夜
生きたふりだけ上手にして
過剰な日常を主とすれば
流れ落ちた涙の行方すら
くらむほどの色彩に混ざるのに
見上げたばかりの赤子の言葉で
世界が救われた夢をみた
境界線をつけようか
街中、血の気配
ただ踏み続ける世紀に
ぼくらは薄く微笑むだけ
本当の救いなんて
本当はないとしっている
求めるだけで崇拝する
ブラフマンを愛したい
こんな日常吐き捨てて
全てペンキで塗り潰せ
次のリセットは
心の中で
弱さが弾けた
そんときさ
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