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1560年3月
夜、ヘレンが夫人のドレスを持って長い廊下を歩いていると、
夫人の部屋から悲鳴が…
急いで扉をあけると、夫人が血を流し倒れている。
ヘレンは、突然の出来事に呆然と立ちすくんでいた。
悲鳴を聞いたメイド達が、あわててやってくる。
その光景を見て、メイド達は、ヘレンが犯人だと決め付けたのだ。
いくら無実と訴えても、証拠がなくても。
その夜から、ヘレンは殺人犯として牢に入れられたのである。
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