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俺「タイマン張れや……」
拓「は?意味わかんねぇし。何で俺とお前がタイマン張んねぇとなんねぇのよ?」
拓「理由がねぇだろ」
拓は少し怒り、目を細め俺を睨んだ。
俺「理由なんていらねぇよ」
俺「もし、俺がいきなり殴りかかったらどうする?やるしかねぇだろ」
俺「選択肢はねぇぞ……なぁ……拓……」
拓は少しの間地面に目を落とした。
そして目を上げた時、拓の目は昔の目に戻っていた。
昔はあの目と一緒の風景を見ていた。
だが今は違う。
違う方向、違う風景を見ているのだ。
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