別れ そして

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別れ そして

アンタと出会って二度目の冬 極度の疲労でアンタは倒れた 医者にいく金もなく 日に日にあんたは弱っていった アンタは俺に言った 「最後に一つ…頼んでいいかな… 走って、走って…この手紙を届けてきて欲しいんだ…僕の帰りを待つ…          大切な人へ。」 不吉な黒猫の絵なんて 売れないのに それでもアンタは 俺だけ描いた それ故アンタは 冷たくなった 手紙は確かに 受け取った
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