プロローグ

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   女子高生だからって、愛を語っちゃいけないなんて法則はないでしょ?  一生のうちに出会う男の数なんて、世界の人口に比べたら、微々たるもんじゃない。  その中で、何人とマジに付き合うの?  それこそ、手足の指も余っちゃう。  いつ『最高』に出会ったかなんて、死ぬ時じゃないと、きっとわかんない。  だから、いつも前カレよりいい男を選びたい。  優しくて、頼りがいがあって、あたしをめいっぱい甘やかしてくれて。  誰より、一番に愛してくれるような――。  
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