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森の中に、三人の人影がある。
その三人は何かを見つめ、立ち止まっていた。
「おい、ヤバくねーか?」
銀髪で、軽快な服装の少年が、銃のようなものを、見ている方向に向けて言った。
「逃げるのか戦うのか、早く決めてよ!どうするの?」
白いローブを着た金髪の少女が、持っている杖を構えて、叫んでいる。
「何匹いるんだよ?」
動物の皮でできた、茶色のマントを着た、茶髪の少年が、彼ら三人が見ているものに指を差していった。
彼ら三人の目の先には、猿のような外観の生物がいた。
その猿のような生物は三人の方を睨み、刀を構えて、今にも、三人に襲いかかろうという、姿勢だった。
この生物はかなりの知能を持っており、『ゴブリン』と呼ばれていた。
危険なモンスターだ。
「10匹ぐらいだな。」
フリントロックライフルを持っていた少年が言った。
「オッケー。召喚獣でやっちまおう!」
そういうと、茶色いマントの少年は、なにかの呪文を唱え始めた。
「*£#§○≡⊥‡ζФжъы∑∮∪〆≠◎」
すると、彼らの前の方の上空4~5メートルの所に、大きな穴が現れた。
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