異世界

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そう言いながら、茶色いマントを着た少年が近づいてきた。 え? 何? ゴブリンって何? 明は訳がわからないまま、その青年に聞いた。 「何だって?何を倒せって言っ…………!」 俺がそういいかけた時、俺の視界に、横から何かが入ってきた。 刀のようなものを持った猿が、こっちを見ている………… どーなってんだ………? 訳が解らない。 武装した猿なんて見たことがなかったし、聞いたこともない。 なんなんだこいつら? 猿の惑星? そいつらをよく見ると、俺はそれが猿ではないことが解った。 目つきが凶暴そうで、口からは、牙が剥き出しになっている。 数10匹はいるようだ………………… すると、いきなりその猿の化け物が刀を構えて、飛び掛かってきた! 嘘だろ!? 「オイ!早く!!!」 さっきの青年がいった。 クソっ!マジかよ! 俺はM4A1のチャージングハンドルを素早く引いて、その猿たちに向けて構えた。
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