4333人が本棚に入れています
本棚に追加
ゴブリンと戦った時に使っていたM4A1には、グレネードランチャーが付いている!
なんで気付かなかったんだろう!?
明はM4A1を構えて叫んだ!
「喰らえ!怪物!」
ガチッ!
あれ?
ガチッ!
ガチッ!
引き金が金属音を響かせるだけで、ランチャーからはなにも発射されない
………………グレネードランチャーの弾が装填されていない!
最悪だ…………
明は混乱しながらも叫んだ。
「後ろにグレネードの弾ないか!?」
「へ?グレネードってなに!?」
後ろにいたウィングとブラッドが言った。
よく考えると、この世界の人間が、グレネードを知ってる訳がない。
「もういい!マリア!運転代わってくれ!」
そういって明は後ろを向きグレネードを探した。
「ええっ!ちょっと待ってよ!!!!」
マリアがわめいている。
「床にある板を踏んで、目の前にある丸いのを持ってろ!」
明はそう叫ぶと、グレネードの入っている箱を見つけて、取ろうとした。
……………手がとどかない!
「オイ!その箱を取ってくれ!」
「え!どれだ?これか?」
ウィングはそういって、グレネードの箱をこっちに投げた。
明は素早く箱をキャッチし、中に入っていたグレネードを取り出した。
急いでグレネードランチャーに装填し、M4A1を構えた。
最初のコメントを投稿しよう!