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これが…………魔銃………! 凄い………… 何がどうなってるんだ 「何なんだこれは……………。魔法?」 「え?明が昨日ポリュペモスを倒す時に使ってたのも魔弾じゃないのか?」 俺はブラッドの思いがけない反応に言い返した。 「違う!あれはグレネードだ。第一俺のいた世界には魔法なんてないんだ。」 「魔法がない!?………じゃあ、普段どうやって生活してるんだ?」 俺は聞かれた事もないような質問にどう答えればいいか考えて言った 。 「えーと…………強いていえば………科学…………かな?」 「科学?………『科学』か………。明の世界では、魔法の代わりに科学が発達した………。そういうことか?」 ブラッドはそういうと、納得したように頷いた。 「え?どうゆうことだ?魔法がない?」 ウィングが話しに入ってきた。 話しについていけないみたいだ。 「私にも解らない。魔法無しじゃ、大変じゃない?」 マリアも話しについていけないらしい。 不思議そうな顔をした二人に、ブラッドが説明した。 「つまり、明の世界では魔法でやっていたことが、科学で出来るんだ。魔法の代わりに科学が発達した。…………そういうことだろ?」 「そうだ。俺達の世界は、科学が支配している。俺が乗っていた『車』も、科学で出来た。」 「………………………………」 しばらく静寂が続いた。 「なら、科学を使って………銃や大砲を活用して攻めてくるチャイ帝国には、勝てないんじゃないか?」 ブラッドがボソッと言った
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