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1個目。
ぃくらがカッピカピに乾いたモノ。
なんだこれ。
ぃくらなのにスプーンを弾きます。
2個目。
雑炊だったモノ。即座に破棄。
3個目。
かぼちゃの煮込み
「だったような」モノ。
蓋を開けると同時に猛烈な臭気。
4個目。
ナンダッタカわからなぃモノ。
5個目。
名状し難きモノ。
まさかクトルゥー神話の
邪神の別称を日常の、
しかも台所で使うとは。
この辺りから、
キッチンは戦場と化す。
「衛生兵━━!!
え い せ い へ い!!!」
「弾だ!!弾持って来い!!」
「ちくしょう、化学兵器だ!!風上に、総軍風上に!!」
「軍曹!!助けて、助け、たすけぇぐぇお。」
阿臭叫喚と地獄の底のような
臭気に包まれるキッチン。
換気扇壊れてるの忘れてました。
冬なのに窓全開け。
キッチンに並ぶ膨大な敵戦力。
ぱっと見
コーヒーゼリーwithクリームのようなもの。
でも正体ゎわからない。
つうか知りたくもナィ。
そもそもコーヒーゼリーは瓶に
詰められてない。
その中でも一際目を引く、
ヨーグルトの容器2つ。
確か…
彼女がリゾバ行く前から
そこに居た。
彼らは冷蔵庫に在り続けた。
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