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少年は立体駐車場の入り口に着いた。 立体駐車場の入り口から、冷たい風が吹いて来る。 それは酷く死を連想させた。 中に何か冷たいモノでもあるのだろうか。 少年は冷気に当てられて少し足を止めた。 少年は冷気に手をかざす。 すると、冷気の流れが止まった。 ややあって、少年は漸く足を進めた。
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