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いや、その方がいい。
亜希のもとへ帰るんだ。
「おばちゃん、ソレいくら?」
俺がカバンから財布を取ろうとしたとき、
「お金はいらないよ、報酬はあんたの幸せな顔、それでいいだろ?」
「…わかった。」
俺は覚悟を決めて、老婆から薬をもらった。
行くんだ、亜希のもとに・・・
俺は薬を飲んだ。
「うわぁぁぁぁ!」
薬を飲んだ瞬間、頭に激痛が走った。
意識がなくなる直前、俺は老婆を見た。
「幸せをつかむんだよ・・・」
その言葉と同時に、俺は意識を失った・・・
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