非日常へ

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短い時間でいつも通りのメニューを行ったため、部員たちはヘトヘトになりながら校舎へと向かった。 信吾と陽次は同じ教室に入っていく。 二人がクラスメートと挨拶を交わしてから談笑をしていると担任が入って来る。 生徒たちはバタバタと自分の席に着いた。 学級委員の号令に従い礼をすると担任は静かに口を開いた。 「みんなおはよう。今朝はとても大事なお知らせがあります。部活をやっている者は早く終わらせて済まなかった。これに目を通してくれ」 そう言うと担任は全員にプリントを配布した。
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