最期の日常

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17年前、小さな病院の一室で神谷家の長男としてこの世に生を受けた赤子は『信吾』と名付けられ、その2年後に産まれた妹、中小企業に勤める父と専業主婦の母との4人で、ごくありふれた毎日を過ごしていた。 この生活がやがて音を立てて崩れていくことも知らずに…
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