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そこにはとても美しい女神さまと
たくさんの星の子たちがいました。
星の子はマーサに聞きました。
「わたしはどうしてここにいるの?」
マーサは答えました。
「あなたは星になったのよ」
星の子は聞きました。
「星ってなぁ~に?」
星の子は星が何かわかりません。
無理もありません。
星の子は生まれてくる前に命をなくしてしまったのです。
「そうね…あなたは星を知る前にここに来てしまったのね…」
マーサは星の子に色んなことを話しました。
そして星の子に聞きました。
「星の子は星になる前のことを知ることができるの…あなたは知りたい?」
マーサの問いかけに星の子は
「うん!!」と
元気よく答えました。
「いいでしょう…ここにおいで」
そう言って星の子を
小さな水溜まりの前に連れていきました。
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