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いつの間にか星の子の目には涙が
「ママ…ママに逢いたい…」
星の子は声をあげて泣きました。
そんな星の子を見て
マーサは優しく言いました。
「1度だけなら夢の中で逢わせてあげるわ」
星の子は目にいっぱいの涙をためたまま
マサーの顔見て
「ほんとうに?」と聞きました。
マーサはにっこり笑って言いました。
「でも、ママに逢うとさっき見たことや夢で逢ったことは忘れてしまうの…」
「それでもママに逢いたい?」
星の子は考えました。
ママのことを忘れたくない…
でもママに逢いたい!!
星の子の迷いは消え
「あたし…それでもママに逢いたい!!」
迷いの消えた星の子を見て
マーサはにっこり笑いました。
「わかりました。こちらにいらっしゃい」
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