第二章:投函された手紙

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第二章:投函された手紙

 バイクが吹かす音に目が覚める。 目を覆う程長い黒髪越しに眺める天井には淡く灯る豆電球。  仰向けの首を横に寝かすと、目に入る のは目覚まし時計。 午前3時---。 また、手紙が届いた。  たくさんの悲痛な想いが、つまらない人間の憎しみが。さまざまな言葉で紡ぎだされている。
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