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首都をでればもはや捕まる心配はない。
なぜなら顔をしっているのは王のみだからだ。
しかも、もし襲われても不老不死を餌にすれば、こちらにつくだろう。
泉の場所は覚えている。
西に行く前にそこで体を洗うことにした。
三日かかったが特に目だったトラブルもなく、泉に到着した。
体を水につけると、身体中の傷が染みた。
泉が暗い赤に染まる。
だが、次の瞬間には不老不死の水が体の傷を癒し、美しく綺麗な青色に戻った。
不死王は特に驚いた様子もなく、泉をでて西に向かい歩き出した。
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