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朝起きると枕元に
大きなﾌﾟﾚｾﾞﾝﾄの箱。
え？誰の枕元かって？
それは愚問だな。
もちろん 仁 の♥
J「なんだろ？」
不思議に想い開けてみると
((警戒しろ✋
中で気持ち良さそうに眠る(どう見ても)ｻﾝﾀ服のお姫様。
“Happy X'mas.”のｶｰﾄﾞ。
大きめのうさ耳着きﾌ-ﾄﾞを被って、
丸まって眠るその姿はまるで天使。
袖のﾌｧ-から少し出てる指とか
肩まで架るくらいの明るい茶色の髪とか
長い睫毛とか
少し開いた薄い唇とか…───
「ん…」
お姫様が目覚めて
仁と目が合う。
上目使いで首を傾げてにっこり
発した言葉は
K「誰？あんた？」
それは絶対に男の声なのに
着ている服はﾐﾆｽｶｻﾝﾀ服。
しかもwith ﾆ-ﾊｲ.
ふわふわのﾌｧ-から覗く絶対領域。←
それが、和也と仁の始めての出逢いだった──────…‥。
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