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あれから一週間。
苛々は積もってあの日の記憶が蘇る。
嫌な記憶と苛々の感情。
それでも、アイツはまた来た。
「柚!うちな…アンタがどんなめにあったなんか分からへん。でもな、うちはアンタが好きなやから!!」
好き?
こんな私を?
「ちょっとずつで良いから…。柚は柚なんやから。うち、ずっと待ってるから」
待つって誰を?
アンタが待ってるんは前の私なんやろう?
前の私はもう何処にもおらんねんで…。
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