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クリスマスの夜。---大食い編---
誰もが寝静まり、幼い少年少女はサンタクロースの夢を見ながら
すやすや寝息を立てている頃、
サンタクロースは実在すると信じていた、まだ小学生の少年の目の前に真っ赤なコートをまとい、まん丸レンズのサングラスを掛けた女性がいつの間にか現れていた。
その女性から放たれていたであろう紫色の燐粉が月の光に反射して淡く輝く。
しかし、部屋は薄暗く、少年は寝ぼけていたため、目の前の光景が夢か現実か、
目の前に居る人物が男性か女性かすら区別がつかなかった。
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