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「サンタさん?」
少年が呟くと真っ赤なコートをまとった女性はほんの一瞬驚いたような反応を見せたが、
すぐに微笑を浮かべた。
「メリークリスマス。」
そう言うと女性が少年に近寄り、
「ねぇ、あなたの夢は何?」
女性の不思議な問いかけに、少年はしばし考えたような素振りを見せるが、やがて…
「僕の夢は…、」
少年は女性の問いかけに答えた。
「メリークリスマス。これは私からのプレゼント。」
女性がそう言うと、少年の肩に一匹の小さな甲虫がとまった。
その虫は赤、というよりはピンクに近い色をしていて、真っ赤な一つ目、頭には小さな角を一本だけ生やしている。
その虫は、通常の三倍の速さで行動出来るであろう外見だったという。
そしてその少年は後々にこう呼ばれるようになる。
「赤い彗星」と。
ネタさ!
だから何だと言うのだ!!(殴
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