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帰り道。
さっき告白されたことが、まだ頭から離れなくて話がうまく弾まなかった。
努も話ながら、なんか考えてるのか会話が途切れ途切れになる。
会話のないまま二人黙々と歩く。
『じゃ、また明日な』
「うん。また明日ね」
バイバイと手を振り、努は家へ入っていく。
バタンと努ん家のドアが閉まる。
閉まると同時にため息がでる。
はぁ~‥あたしって最悪‥
せっかく努と一緒に帰ってるのに、さっきのことばかり考えちゃって‥
また、ハァ~とため息が出る。
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