冬空に思う

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  「―…!?土方…おま、その恰好…」   息を切らし俺の後ろから声を掛けてきた人物は冬だというのに普段の制服で…おまけに下は靴を履かず靴下が雪で濡れていた。   「何で…、も…良いって…ちゃんと言ったじゃ…ねぇか」     寒そうな土方に恐る恐る近付き何か温かいモノを…とマフラーを外そうとした瞬間、俺は土方の腕の中に居た。  
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