2件目・麻生(アソウ)家

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二人で電柱で待機していた そうすると一台のワゴン車が麻生家の前に止まり、二人の男が出て来て何か喋っている…すぐ近くにいる三匹の猛獣に臆する感じはない 二人ともダークスーツにサングラス…何者だ? そう思いながらワゴン車に目を向けると…!? 『グリンピーク~日本支部』 とでっかく書いてあった 「おい博士あれって…動物愛護団体だよな?」 恐る恐る聞くと 博士「そうよ?私が呼んだの、いや…どっちかって言うと…通報?」 「通報?どう言うこっ…まぁいいや、それよりアイツらの声はさすがに聞こえないな」 博士はニヤっと笑い 博士「大丈夫!玄関に盗聴器付けて来たから!」 博士がイアホンを渡して、自分も付ける ・・・!? 「おまっ!それって… 博士「静かにして!声が聞こえないわ。早く付けて」 俺は内の疑問を置いといてイアホンを付けた 鮮明に声が聞こえてくる… ???「…酷いな…通報のとおりだな伊集院」 伊集院「中村氏!中村氏ッ!そのおとりでござるよ」 …また濃いキャラだな~『伊集院』、まぁ二度と関わる事もないだろうし、いいや 俺は割り切って考えた 中村「何だその喋り方は!?怖いッ!怖いよ!」 伊集院「中村氏!中村氏ッ!これは流行りでござる!」 予想外ッ!中村さんビックリしてるよ!
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