第二話‐未知との遭遇‐

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‐【剣崎始動】‐ ‐数日後‐ 人類基盤史研究所は村上の言葉通りスマートブレインの手により崩壊した… ‐白井虎太郎邸‐ 虎太郎 『剣崎君、これからどうするつもりなのさ? BOARDは無くなっちゃったし 烏丸所長は行方不明だし 橘さんも連絡が取れなくなってさ、どうすればいいのかな~?』 剣崎 『俺だって分かんないさ…何が何だか… 何でこんなことになったかなんて…』 虎太郎 『だよね…』 剣崎一真‐Kazuma Kenzaki‐ 元BOARDに所属 ライダーシステム2号機〔ブレイド〕の装着者でありこの物語の主人公 剣崎 『あ~もっ! 考えったって仕方ない、虎太郎、飯にしようぜ!飯、飯!』 すると突然、栞が部屋に飛び込んで来た 栞 『剣崎君! アンデッドよ!アンデッドが現れたわ!』 剣崎 『何だって! 人が飯にしよってときに!』 栞 『そんなこと言ってる場合じゃないわ! すぐに出動よ!』 広瀬栞‐Shiori Hirose‐ 同じく元BOARDの研究員で剣崎の良き理解者 剣崎 『あぁ!わかってるさ!』 栞 『剣崎君気を付けて… 橘さんが居ない今は君だけが頼りなんだから…』 剣崎 『ああ、それもわかってるって』 虎太郎 『剣崎君!僕も行くよ!』 剣崎 『いや、虎太郎は俺が帰って来るまでに美味い物を作って待っててくれないか』 虎太郎 『でも…』 剣崎 『頼むよ虎太郎! きっと腹がペコペコになってると思うからさ!なっ!』 虎太郎 『ああ、わかったよ! 剣崎君のために、とびっきり美味しいのを作るよ!』 剣崎 『サンキュ!じゃ行って来る!』 剣崎は一人アンデッドのもとへと向かった 虎太郎 『でも… ほんとに大丈夫かな剣崎君…』 栞 『今は信じるしかない… 剣崎君ならきっと大丈夫よ私は信じてる!』 虎太郎 『そうだよね!』 白井虎太郎‐Kotaro Shirai‐ 仮面ライダーを追い掛けるフリーライター また、剣崎と栞の居候先の大家でもある 栞 『私はもう少し調べてみるわ 何か手がかりが掴めるかもしれないから』 二人は剣崎の無事を祈りつつ、パソコンの画面に映る剣崎を追った
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