第三話‐出逢い‐

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‐【訪問者】‐ 一台の青い車が走る 乗車しているのは若い男女のようだ ‐青い車中‐ 真理 『ちよっと啓太郎!ホントにこっちで合ってるんだよねぇ!?』 啓太郎 『多分こっちでいいと思うんだけど…』 真理 『もぅ、しっかりしてよね !』 啓太郎 『何言ってんだよ、だいたい真理ちゃんが…』 真理 『何なの!? 私のせいだって言うの!?』 啓太郎 『だって真理ちゃんが… アッ!?あった!あそこだよきっと!』 真理 『やっと着いたわね 啓太郎が道間違えるからすっかり遅くなったじゃない!』 啓太郎 『だからぁそれは ほら、もう行くよ!』 園田真理‐Mari Sonoda‐ 草加雅人と同じ元流星塾生の一人 菊地啓太郎‐Keitaro Kikuchi‐ 世界中の人々を幸せにする夢を持つ、クリーニング屋の青年 二人は屋敷を訪ねた 二人 『こんにちは~!菊池クリーニングでぇす』 中から出て来たのは 虎太郎 『ハァーイ!今行きます』 啓太郎 『遅くなりました!お預かりの物はこちらですよね』 虎太郎 『はい、確かに、ご苦労様です』 二人が出向いた先は白井虎太郎宅 そこに戦いを終えた剣崎が戻ってきた 虎太郎 『あ、剣崎君お帰り! なんか大変だったみたいだね!?』 剣崎 『ああ、ただいま… で、この人達は?』 啓太郎 『あ、こんにちは! 僕達、菊池クリーニング店の者です』 剣崎 『あぁ、クリーニング…アッ!?』 クリーニング店と聞いて何かを思い出した剣崎
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