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何気なしに、空を見上げた。いつもとなぁにも変わらない… いい事ないかなぁ何て考えてた時、メールが届いた!知らないアドレスだっ。「今日待ち合わせ6時だったですよね?」一瞬ビックリしたが「間違いメールか」と、ガッカリした… 楽しい事もなく、いい事もなく毎日会社と自宅の往復。私の名は、御剣 逢(みつるぎあい)23歳
彼女も居ない、なので余計にガッカリ。少し落ち込みながら、時間も忘れて仕事に集中。「お疲れ様でした。お先に」と、同僚の声がした。ふと時計を見ると、6時を少し回っていた。「あ~あ。また、残業か」ここ二・三日毎日残業であった。喉の渇いた逢は、コーヒーを買いに休暇室に向かう。コーヒーを買いタバコをに火を付けて、一息入れていた。机に戻り書類の整理をしていると、一枚のメモ用紙が床に落ちた。「何書いたやつだったかなぁ」独り言をいいながら、拾って見た。書いてあったのは、アドレスだ。「誰のだっけかな?書類のコピーは…」逢は首をかしげて、考えてた。逢は美山にコピーを頼んでいたのを思い出したのだ。「美山のかなぁ?」美山とは、彼の後輩。明日の朝聞こうとメモ用紙を引き出しに入れ、作業の続きをした。「やっと終わった~!帰りに一杯やるか」仕事を終え20時に会社を出た。店に向かう途中、携帯が鳴った。誰だろうこんな時間にと思いながら、携帯を見た。「なんだメールか!って昼間と同じアドレスじゃん」またもや、間違いメールだった。逢は、いたずらかよと少し不機嫌になり、駅を通り越した行きつけの居酒屋に入った。
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