プロローグ

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僕の生まれる、何年も前 僕の父は とても賑やかな商店街の路地裏に 少し小さいが、周りの家に比べれば少しは綺麗な家に見えるような人形店を建てた 路地裏には人こそ少ないものの 大通りには人が溢れんばかりの勢いだった だから客もそこそこ来た為か 生活に困ることもなく 少ないながらも着々と金をため結構な財産もあった 将来、産まれるであろう「僕の為」、だったそうだ
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